アハキの現状

指圧マッサージで一生懸命やれば飯の食べられない人はいないが、また、にほんで鍼灸の免許持ちは数万人いるが、こ のうち飯を食えるのは１００人位です。ここで、目の当たりに見た友人の姿を紹介します。
Ａ子さんは東京女子大学卒業後、勧銀就職というエリートコースを歩き高給を取っておりましたが、２０代後半で人生これではいけないと思い、勧銀を退社。鍼灸の学校へ３年行き晴れて免許を取り勇んで開業するも、幾らやっても月収２〜３万円。その人は自宅の個室で治療をしており、先生は若くて美人なので（その逆は心配いりません）男の患者の中には風俗嬢と間違い、パンツを降ろされたりで、いやな事が多いそうです。（その患者は体は悪いが、その部分だけは元気とみえる）
そこで、食べられないので働きに行き、あたかも鼻の効かな い猟犬が猟場で闇雲に走り回るように職を転々とし、とうとうホテルで午後５時から朝の２時迄働き月１０万円で生きているあり様です。元高給取りが鍼灸免許のお陰で最も低級取りの（ビ）になってしまった。人生を総て狂わされた人です。こう言う人が多いのが現状です。このような女性は指圧する際、顔に東京女子大卒と言う刺青をしてしあつをしてはいかがか。
又、私の鍼灸学校５０名の友人は免許を取り開業はしましたが、誰一人として食べられる人はいません。これが現状です。雑誌に出ていたからと何も調べず、 治部うに口当たりの良い話しか聞かず行動した結果です。ちょうど目隠しをして高速道路を車に乗りルンルン気分で走っているお同じです。が、今この手のカモ が増えているのが現状。云うならば一種の『青い鳥症候群だ』。私はなろうことなら『金取り症候群』になりたいものだ。幼稚極まりない行為だ。こんな事で鴨 縁河を渡れると思うな。甘い甘い。者に例えればちょうど石を投げて月を落そうとしているのと同じだ。
我々はよく「鍼灸で痛みは取れるがお金は取れない」と云っている。柔整はその逆だ。そこで我々はこの２つの免許を取っているのです。また、我々は「鍼灸免許は生活保護の申請用紙と同じだ。」と笑います。学校経営者が儲かるだけです。
学校経営者はこの現実を云うと「それは卒業生が一生懸命努力していないか らだ。」と云うが、冗談じゃない。５０名全員が努力不足なのか。奇弁もはなはだしい。これが今の世の中だ。危なや危なや。
実際の治療効果は医者の治療、漢方薬、鍼ここまでだと思います。
私が２０年間やって見て、例えば胃痛・頭痛・歯痛・咳等はその場で９５％位の患者が取れたと云って帰ったと思います。
やればやる程治し方の底は 深いと思います。この仕事をやり本当に人の為になりたいと云う患者にはアハキの３つの免許を同時に取り、外国に行き鍼をやることを進めます。外国では鍼で食べられますよ。外国では鍼灸の実力が正しく認められ、かなり美味しい所が増えてきた。日本ではまず無理だ、この内実は本物の札を持ち実際に治療をしてい る者しか本当の内実はわかりません。学校に入りたい人はまず、アハキ免許を持ち食べている人に相談してからにするのが一番大事な事です。
本当に鴨縁河を渡りたければ柔整と鍼灸か薬剤師と鍼灸学校を計2つ行き免許を取るか、または世界を良く見てがいこくで鍼灸を開業する。これ以外、飯を食べる道はありません。