名称独占と業務独占
医院・接骨・ほねつぎ、これらは名称を独占しているので看板に書いただけでお縄だ。だが、業務のみしか独占していないアハキ・整骨は免許が無くても何のおとがめも無い。ここでアハキの免許が無くても看板に書き、患者に按摩をするとかマッサージをするとか言わなければ違反にならない。単なる言葉のあやだ。クイック等に行った人に何をしてもらったか聞くと全員がマッサージをしてもらったと云うただのトリックだ。針灸についても看板にハリ、又は電気バリと書きSSPと言うコマの様な電気をかけ、針をしたと騙し数千円とる整骨院も多い。まさにザル法そのものだ。今の日本の法律家はザルに水を入れてためようと遊んでいる子供と同じだ。世界の笑いものだ。
柔整師は以前、数ある職業の中でも日本で1番おいしい職業として職業ガイドに載っておりました。その通りです。名ばかりの夜2年の各種学校を出て、昭和30〜40年頃は左ハンドル、女を数人囲う。この手がかなりいた。そこでかなりおいしい事が世間に知れ、この学校の入学試験はフィーバーをむかえた。所に よっては裏口1千万円で数年待ちも出る状態。そこである友人は代議士先生に頼み厚生省の柔整係を紹介してもらい、百万円の札で入学させてもらった。が、あ る時、学校の先生どうしでお互いの裏口等の傷をつつきあい、ついに自殺者まで出た。その時百万円の話の厚生省の係員は、その際柔道整復師の入学方法は不明 瞭と声明をだした。
このときばかりは笑った。これだから役人はやめられないと思いました。
以前ある業界のミニ新聞に次のような記事が載っていたのを思い出す。カイロ整体師等の無免許、無資格者たちも医療として国に認めさせようと団体を造り、 ここに厚生省のOBを天下りさせこれを窓口とし色々の交渉をしているが、時には厚生省の役人と会合の名の下に、料理屋で一席設けさせ、カイロ等の役員から もてなしを受け、帰りには役員からなにやら茶封筒をポケットにねじ込まれて帰ると書かれていたのを思い出す。封筒の中には鼻紙の2枚も入っていたのでしょ うか。なにやら疑いたくなりますよ。きれいな役所ですから、時代劇での江戸時代の悪役人の姿を思い出す。
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